2011年度から全国の公立小学校の5年・6年で外国語(英語)の授業が必修化になったことで、自身の英語力を高めなければいけないと感じた教員も多いでしょう。ベネッセの調査によると、「英語を指導する自信がある」と答えたのはわずか26%で、7割以上の教員が「自信がない」と回答しています。
小学校英語は、外国語に慣れ親しませるなかで、言語や文化について体験的に理解を深め、コミュニケーション能力を高めることを目的としています。小学校英語の段階では、アルファベット、発音、基本的な単語の意味、挨拶などのフレーズなどを中心に学習します。文法や読み書きなど言語の基礎は中学校に入ってからとなりますので、小学校段階は英語に慣れ親しむことが第一となります。
ただ、教育者の側には身近な生活や文化関係の語彙、正しい文法、正確な発音、英語圏の文化の理解などが求められますので、自信をもって子どもを正しく指導できるように英語力を高めていきたいところです。
語彙や会話で使うフレーズについては基本的なものが多いので、書籍や研修だけでも十分に学習が可能です。問題になるのは、冠詞の使い方など正確な文法や発音でしょう。
違和感のない文法や正確な発音は独学では限界がありますので、ネイティブからの指導とフィードバックを受けるのが効率的です。小学校教員向けの学習コースが用意されている英会話スクールに通うのもひとつの手段ですが、コース終了までに30万円前後かかることも珍しくなく、厳しい出費となります。
自宅に通信環境が用意できる方は、オンライン英会話を使うことで学習コストを大幅に圧縮することができます。1レッスン5000円から10000円かかる英会話スクールに比べて、オンライン英会話のレッスンは100円から300円と数十分の一とお財布にやさしい料金設定になっています。
どうして価格にこれだけの違いがでるかというと、オンライン英会話は、物価や人件費が日本よりも5分の1から10分の1と低いフィリピンでサービスを運用していることが理由です。一方、国内の英会話スクールでは、スクール賃料や国内での人件費、広告費用などが料金に上乗せされているので、1レッスンが驚くほど高い金額になってしまうのです。
講師の質の面でも、フィリピンでは英語は公用語の一つですので、発音や文法面には信頼の置けるネイティブスピーカーですし、笑顔が絶えない明るい国民性も有名ですので、指導を受ける身としては安心できます。
英語を習得するのに必要な学習時間数は3000時間以上とよく言われますが、英語の学習は質よりも量のほうが重要です。学習したことをレッスンの場で使用して、フィードバックをもらって改善するということを繰り返すことが大切ですので、恥ずかしがらずにどんどん話していきましょう。
また、通常のレッスン以外にも、作成した授業案の相談や、具体的な授業のシチュエーションを設定してロールプレイをしてみるのも実際の指導に役立つでしょう。
ビジネス英会話学習でオンライン英会話をご利用される際に、下記のことを意識してサービスを選ぶとよいでしょう。
小学校や教育機関で英語を指導した経験がある講師を選べば、実際の授業で役立つ言い回しや指導時に気をつけるべきポイントなどについてもアドバイスをもらえますので、一石二鳥の学習となります。
オンライン英会話では、講師のプロフィールを検索できるサービスが多いので、師事できる講師が登録しているかどうかをよく比較検討をしたうえで選ぶと良いでしょう。
平日の日中はレッスンの時間が取りづらいという方が多いと思いますので、早朝や帰宅後にレッスンを取ることができるかどうか、サービスの営業時間を確認しておきましょう。また、残業でレッスンが受けられなくなった場合にいつまでキャンセルが可能かといった点もチェックしておくとよいでしょう。
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